全国第1位の高落札率に関する市への意見と回答

全国第1位の高落札率に関する市への意見

先日、回答をいただきました市の公共工事高落札率の件は昨年と同様に電子入札の導入等改善を図っているなど等の回答に終始し、飽き飽きするものであった。
同一地域の富山県の入札落札率が73%台で富山市が97%台と突出しており、その差額約25%分を金額で表した場合には18億円余も余分に契約して血税が使われていると言う具体的な指摘に対してまともに答えていない。
微量の成果を誇大に現しても、その成果は4年連続で高落札率全国県庁所在地市第1位を維持し続けているしている現況に対して、入札に係わる責任者・担当者など関係者があえて談合状態を、黙認している責任は大きい。契約関係者の再回答並びに既得権益にしがみ付き、機能不全に陥っている談合模様の富山市議会・議会事務局からの回答もあわせて求めます。

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                                            市 相 第 956号

                                            富山市長  森 雅志
全国第1位の高落札率に関する市への意見について(回答)

 「富山市の平均落札率が97%台と突出し、平均落札率が低い長野県、富山県等と比較して、金額に換算すると18億円余りも高額になっている」とのご指摘ですが、前回のご意見にもお答えしましたとおり、落札率については、入札方法、工事の発注件数や施工能力のある業者数の多寡、工事の発注時期など様々な要因により競争性に違いが生じ、地域差が生ずるものと思われます。
 また、土木、建築等の業種によっても落札率は異なる傾向にあり、各自治体の社会資本等の整備状況の違いによって発注する工事の種類や内容が異なり、落札率に差が出るものと思われ、公正性、競争性を落札率の高低だけで判断するのは難しいものと考えます。
 一方、極端に落札率が低い工事については、粗悪な工事や、下請業者への負担転嫁等が懸念され、品質の確保が課題となり、落札率が低い方が良いということは必ずしも言えないものと考えます。
市としましては、
(1)公共工事の目的物である社会資本等が確実に効用を発揮するよう、公共工事の品質を確保すること。
(2)限られた資源を効率的に活用し、適正な価格で公共工事を実施すること。
(3)受注者の選定等適正な手続きで公共工事を実施すること。
(4)不良不適格業者を排除し、地元建設業の健全な発達をめざすこと。
などの責務を負っており、こうした責務を的確に果たしていくためにこれまでも適正な予定価格の設定など、様々な改善を行い、入札及び契約の適正化に努めております。
 今後とも、条件付き一般競争入札の対象を更に拡大するなどの改善を図り、入札参加希望業者の受注機会の拡大と公正性、競争性の向上を図ってまいりたいと考えております。
 次に、「関係者が談合状態を黙認している責任は大きい。回答を求める」とのことですが、公共事業の落札率等につきましては、市議会ではこれまで、本会議及び委員会において当局に対する質疑等がなされているところです。
 議会事務局の役割は、議会運営や正副議長の活動が十分に発揮されるようにすることが目的であり、このことから、個々の議員活動に対し事務局が関わる立場ではないものと考えております。
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by ombudst04 | 2007-10-30 20:00 | 富山市政


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